【CoJ】 The Agent 【Vol.45】
前回の記事から約2か月。
ver1.4レビューを最後に失踪していたアルーアです。
どうもお久しぶりです。
ブログを書く時間が無かったのは言い訳で、間があいてしまって再開するのが億劫になっていたのが本音です。
でもちょもすさんも再開されてるし、なんか色々書きたい事あるのでまとまりは無いけど記事にしてみようかなって思った次第でございます。
それでは、この2か月間で僕が思った事を環境を振り返りながら書いていこうと思います。
~1.4開幕~
【パールバティー】さいつよ。
1.4稼働当初に「黄単」が流行ったのは記憶に新しいと思います。
パールバティーのウイルスと呪縛による行動権支配型コントロールデッキでしたね。
新要素の【ウイルス】や【エレメント】が未知数であったため、デッキ構築に頭を悩ませたエージェントが多い中、ツイッターにあげられた「黄単」が注目を集めました。
それは非常に完成度が高く、当時オリボBであったため瞬く間に流行したのです。
この頃、僕はひたすら【パールバティー】の攻略に明け暮れてました。
正確には【ウイルス】の対策だったかも知れません。【ダークテイマー】や【黒影王の巨手】を【ウイルス】駆除のためだけに採用してみたりしたけど、うまくかみ合わず失敗を繰り返していました。【人身御供】でも良いのですが、返しに【天龍のレイア】に走られるのが癪だったので、あえて選択しなかったのです。
デッキ作成がままならない状態で、次の環境へ入って行くことになりました。
「アリアン珍獣」降臨。
オリボ更新前ぎりぎりの時点で「黄単」を駆逐するかのように登場したのが「アリアン珍獣」でした。
【狂犬の採掘】から【追い風】を持ってきて【毘沙門】と【アリアン】と【突撃の合図】の3択を迫る鬼のようなデッキです。名前こそ「アリアン珍獣」と言われていますが、これはver1.0の「追い風毘沙門」の進化型と考えた方が良いでしょう。
一般的な「珍獣」のようにORで回すと言うより、【カイム】【ヴァルゴ】でトリガーを引き切り、【狂犬】と各種【サーチャー】でインセプも引き切り圧縮をかけつつ【アリアン】で盤面を除去。そしてデッキ内に残ったユニットカードをORさせてOCを作りデッキを回しつつそれらを投げる。所轄「ジークブック」に近い理論で成り立っているデッキだと思います。
「追い風毘沙門」を知ってる人と知らない人で明確にデッキ構成やプレイングに違いが出てたのが印象的でした。
環境トップクラスのデッキパワーを持ちつつオリボ更新後もBを維持できたため、一時的に流行ったのですが、いかんせんプレイングが難しく流行りきらなかった感が否めません。
原因はそれだけでなく、次の流行りデッキも原因と言えるでしょう。
この頃、3t目【追い風アリアン】に対抗すべく【エンジェルビルダー】を擁する「巨人デッキ」を使ってました。1.4レビューで「巨人」Tire2くらいになるんじゃね?って言ったのもあって、使わない訳にはいかないなってのもあります。案の定「アリアン珍獣」に有利だったのですが、この頃から密かに出始めた新種の「レベコン」には苦戦してました。
【加護】による盤面構築環境。
「アリアン珍獣」の弱点として【加護】に弱いと言うのがあります。
【毘沙門】で回避可能ではあったのですが、トリガー破壊要素が無かった為に【人の業】による被害が防げなかったのも厳しかったと言えます。
更に追い打ちをかけるように【黄ジャンヌ】に【加護】を付ける「加護ジャンヌ」が流行します。【勇猛なる決起】によって突破出来るものの、そこまでして「アリアン珍獣」を使わないって人が多かったんだと思います。
と言うよりデッキパワーは高いものの、デッキを理解していない人が多かった気がします。
さて、「加護ジャンヌ」の【加護】付与役である綾花のセイクリッドフィールドはエラッタによって強化されてますね。
【セイクリッドフィールド】もすぐに流行った訳ではなくて、しばらくは誰も見向きもしませんでした。
ところが8月に入りSデッキ環境が再び訪れると一気に「加護ジャンヌ」が流行り始めます。「アリアン珍獣」に強く、オリボSだったのが流行のポイントでしょう。
「3種の神器」のテンプレ化。
今では緑の3種の神器と言われている(いない?)
・【ミューズ】
・【ユグドラシル】
・【ヴィシュヌ】
あらゆる盤面(主に赤の焼きや珍獣)に耐性を持たせた形がテンプレ化しましたね。
レベル2加護ユグドラシルで【珍獣】をサレンダーに追い込んだのは良い思い出です。
これ以外を4pカードで埋め尽くしたのが上記「Sデッキ」の基本形の一つでした。
この頃、この3種の神器が流行り過ぎて「赤黄」を握る理由がなくなったので、リプレイで見たmondialさんのSデッキ(黄緑tシヴァ&キャンサー)をまんまコピーして使ってました。
ってか正直、このデッキの完成度が高すぎて攻略する側から使う側に変更したってのもあります。使ってみて何か攻略の糸口が見つけられたらなぁってのもありましたが。
みんなSデッキだから使ってるって感じだったかもしれないけど、この頃の僕はオリボ云々ではなく本当に強いと思ってたし、上に書いたように「赤黄」では非常に攻略が難しいと感じていたため使ってみて良し悪しを理解してみようと考えてました。
また、ぬこぬこRさんのリプレイを見て「赤黄」側の立ち回りも研究してました。
【選ばれし者】+【ダークプリースト】による圧縮。
同時に「S黄単(明天)」も流行してましたね。
【ダークプリースト】+【選ばれし者】の使い勝手が多くのエージェントによって解析された時期でもあります。
また【ゴールドクラウン】が緑の3種の神器に強く、【テイアー】のウイルスや【レオ】の呪縛と相性がいいのが強さの秘訣でした。
この【アディオス】に何度やられたかわかりません。
「加護黄ジャンヌ」の数少ない突破手段でもありましたね。
この時期に上記コンボを搭載した「圧縮明天B赤黄」もちらほら見かけました。S黄単に強いのが特徴的でしたね。
「加護黄ジャンヌ」にも焼きで対処出来たのが大きかったと思います。
流行りきらなかったのはオリボがBだったからでしょう。
余談ですが、僕は【選ばれし者】を見る度にAncestral Memories / 祖先の記憶を思い出します。通常ドローに加えて5枚めくれるんだから、このターンは実質7枚ドローしてるよなって感じたからですね(実際には3ドロー)。そう思えば【選ばれし者】って強いんだなぁって思えますね☆
「ハンデス」から「レベコン」へ。
一方、青は「ディナーハンデス」が減少し「レベルコントロール」通称「レベコン」が本格的に流行り始めます。
【イシュタル】と【ブラフマー】の追加が大きかったと言えます。
「レベコン」は以前から「挑発イザナミ」が環境にありましたね。
更に、それに加えて【イシュタル】や【コルフェ】を搭載することにより序盤から盤面をコントロ-ルできるようになりました。特に【挑発】+【イシュタル】は小回りの利く除去として非常に優秀で、今では【イザナミ】を減らし【イシュタル】軸にしている人もいるくらいですね。
ただし【イシュタル】の効果は、タイミングの都合でライフダメージを取れないのが【イザナミ】と違いますので打点不足には注意が必要でしょう。
また、稀にレベル2【シヴァ】を爆発させる事故があるのはご愛敬でw
上記の遅延手段を得てターンを稼ぎ、【毘沙門】にも【ブラフマー】で対応できるようになったため、終始安定したデッキなのでは無いでしょうか?
残念なのが、この時期Sデッキに1cpユニットが入っていない事があったので、【ブラフマー】の攻撃時効果を発揮できないなんて事もありました。
後のオリボ更新によって【海洋レベコン】に進化しています。
「盗賊」の進化。
ハンデスと言えば「盗賊」も一定数の人気を誇っていましたね。
しかし本当に蔓延したのは【ニンリル】の追加からでした。
【エリートシーフ】や【怪盗ZERO】、そして【ユグドラシル】や【ヴィシュヌ】と非常に相性が良いのです。
更に【ニンリル】は【秩序の盾】を持ってるので場持ちがよく、【ニンリル】展開からの上記連打で鬼のようなアドバンテージが稼げます。
よってすぐに流行、ニンリル募集の案件をツイッターで沢山見かけました。
しかし当時【謀略の祝杯】が4pだった事もあって、すぐにお落ち着いたのにはCoJの環境の早さを感じられずにはいられません。
実は明確な弱点が少なく、ほぼどんな相手にも安定して戦えるので「アリアン珍獣」以来のTire1デッキなのでは?と思ってます。
ただし【魔法石】による対応力が欠けているので、CoJ的にはTire2なのかも知れません。デッキそのものは、どこ引いても強い【グッドスタッフ】系ですね。
【破壊少女】は予想通り虹色だった。
ここまできて、あれ?【シヴァ】は?と思われた方も多いと思います。
1.4レビューでも書きましたが、この【超虹色ユニット】は一部を除いた上記全てのデッキにほぼ搭載されてましたね。
したがって各デッキの項目に書く必要は無く、もはや単体で1項目設けた方が良いと思って触れてませんでした。
案の定、このユニットは【万能範囲兵器】として上位全てのデッキに標準搭載される事となりました。
そして最近の追加カードを見て分かる通り、このユニットが基準となっている事が明白ですね。
プレイにおいても【シヴァケア】と言う言葉が生まれ自主的に撤退させる動きが活発になりましたね。
やたら【秩序の盾】を持った緑の3種の神器が流行っているのは、そういった背景があるからだと思います。
これらによって生まれた環境とは。
【シヴァ】を基準にしてしまったが故の弊害が生まれてしまった感は否めません。
それの最たるは、露骨な【秩序の盾】の増加で他の赤いカードがほぼ死に札と化した事です。
あの先攻3t目が最強最悪の強さを誇った【ベルゼブブ】でさえ、適当に投げても強いから考えて出さないと損するくらいまで衰えています。
もっとも、環境的には赤の焼きに対して秩序の盾、秩序の盾に対しては(レベコンなどの)破壊や(人身御供などの)消滅、またはバウンス、破壊や消滅やバウンスに対しては大体赤の焼きに弱い事が多い。
と、3すくみみたいになっているので良バランスと言えなくもないですが、この絶妙な安定した不安定なバランスは同時に「相性ゲーの加速」を意味していると思えます。
つまり、デッキ相性が露骨になっててマッチングした時点での有利不利が以前より明確になってしまっているという事です。
1発勝負のCoJにおいて、この相性ゲーの加速は安定した勝利を難しくするだけでなく、同じタイプのデッキを使い続けてたプレイヤーを苦しめている事になります。
高ランク帯であれば流行りとかである程度使用デッキに偏りがあると思う(予想)ので【環境を読んだデッキ選択】が可能かもしれませんが、ランクが下がれば下がるほどデッキタイプの範囲が広がり「環境を読む」事が出来なくなります。
となると、当然自分で一番使いやすいデッキを選択する訳ですが、露骨に不利なデッキが現れる確率が増した事になります。
ちょっとテンション下がりますよね。
とはいえ、更地ゲー蔓延に終止符が打たれたのは間違いなく、環境が盤面構築重視になったのが1.4だったと言えるでしょう。
1.4ex1
気付いたらもう新カードの追加でした。
始めは【アイテール】にみんな釘づけ。この【ラキ☆スタ娘】のインパクトは多くの(オタク)エージェントの心を掴んだ。
更に【キュベレー】の上方修正で、これらを軸にした攻撃的なデッキが1.4ex1の先陣を切ったと言える。
正直、僕はこの穴だらけの小娘は強いと思わなかった。
と言うより【秩序の盾】が付いてない時点でお察しなのだ。
しかし実はこの【アイテール】は赤への対策カードではなく、【パールバティー】への解答だったのだ。
みんな攻撃上昇効果にばかり目が行ってるようだが、実は【不屈】こそが最も注目すべき能力なのではないだろうか。
これの流行により、相対的に多少ではあるが【パールバティー】が弱体化したと言える。
今はもう落ち着いて来たのであまり見なくなったけどね!
と、言うより新デッキが続々と登場してきたのが原因だと思う。
有名なのが、ヒッキー☆さんの「oc赤黄」だ。
J2帯では、何回かに1回はこの「oc赤黄」に当たる。
デッキパワーの高さと、親切にブログで回し方の説明をされていたので流行したのだろう。僕も使いたいとは思ったけど、あえて使わない事にしてる。
他にも【正宗】を搭載した機械デッキも公開されてましたね。
まだ対面には出てきた事ないけど、デッキ開発が進めば日の目を見るのだろうか。。。
他には上にも書いた「盗賊」「レベコン」を筆頭に「赤黄」「黄単」などのメジャータイプ、この前なんかは「加護侍」にも当たりました。
「黄単」は【トール】の研究が盛んなようですね。
先日ツイッターに流れてきた【毘沙門】の返しに【トール】【トール】【カパエル】【弱肉】は、一瞬のスキを突いて4点取れるので既存の「赤黄」にも無理なく採用できる強い動きなんじゃないかなぁって思います。
「ゴエモン」「無限ニケ」などのワンショット系は【世界創生】+【忘却の遺跡】によるコンボで、ノーケアだと確実に決められてしまうようになったので注意が必要かな。
【忘却+創生】コンボは汎用性が高い方で、これを搭載した青単が頂上リプレイに載っていたのが印象的でした。今後様々なデッキに搭載されるかもしれませんね。
「ハンデス」も【クローニャ】の登場で発狂してましたが、結局思ったより流行っていない感じなのでまだまだ現役って感じでしょう。
ちなみに僕は「青緑」を使ってます。今期一番丸いデッキかと思いますので、使ってみてはいかがでしょうか?レシピはモモベリさんのを参考にするのが一番かと思います。
9/27現在では「加護盗賊」がトップメタだと思いますが、アンリミテッドの今回のイベントによって、また新たな発見が生まれ環境が変化するかと思います。
なんだか3時間くらいかけて書いてたら、よくわからなくなってきたので今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。
ここまで読んで下さってありがとうございました。
また次回も宜しくお願いします。
ではではノシ
ー舞台裏ー
久しぶりだと書き足りないなー。
でも9/30に2人目の子供の出産があるから、暇がなくなるんだよなぁ。。。
あ、ちなみに男の子ね!
女の子だったら【アヤメ】とか【カンナ】って名前にしようと思ったのになぁ、、
いっそ【ヴィシュヌ】とか【ロキ】って名前にすっかなwwwwww
なーんてね☆
まあアルカナカップもそれが理由で登録しなかったんだけど、落ち着いたらいつか大会には参加したいなぁ。