【ゼノンザード】BEYOND最速?カードレビュー
どうも皆様、初めましての方は初めまして。お久しぶりの方はお久しぶりでございます。
何かと言い訳して更新が途絶えてたアルーアです。
さてさて近況を軽く報告しますと、現在ゼノンザードをプレイしておりまして、こうして記事を書いてしまうくらいにはハマっている状況です。
なので早速ですが、公式から公開されました新カードの発売前レビューを淡々と語っていきたいと思います。
まずはこちら
機械の国「マキナス」のF・ミニオン「戦闘型ロイド・シュバイン」
この『ガチムチダースベイダー』さんは2つの効果を持っていますので1つずつ見ていきましょう。
ー1つ目ー
【常時】
このミニオンがバトルで勝利するたび、相手のミニオン1体をレストする。
条件は攻撃でもブロックでも良さそう。
だが見えてる効果にわざわざ引っ掛かりに行く人はいないと思うので、こちらが攻撃する際はヴァイスレーベと合わせて確定レストを狙うか、フォースorミニオンの不利2択を迫りに行くなど使い方を考える必要がある。
と、同時にリーサルパズル楽しくする効果でもある。つまり、このミニオンを絡める事で確定リーサルパターンを作りやすいのではないか?と言う事。考える楽しさが増しますね。
なんて言うと難しいカードかな?って思うかも知れないが、適当に立ってるだけで迂闊に攻撃をさせない抑止力効果を持っているので、案外適当に投げておくだけで仕事するミニオンだと思われる。
総じて1つ目の効果は割と攻守ともに優れた能力だと言える。
ー2つ目ー
【後退時】
このターン中、あなたのミニオン全ては相手のマジックの効果の対象に選べない。
シンプルに強い。
フェニックスからのビームスマッシャーやデストラクション、メガトンハンマーなどマジックで迎撃するのが主流の現環境において、それを無力化する効果。
上記マジックさえ撃たれなければ勝てる!って状況を勝ち確に持ってくのは優秀と言える。
ただし、リアクティブシールドや飛来などこちらのミニオンを対象としない妨害にはノータッチなので注意が必要だ。
それでも新効果であるこの【後退時】は、相手のカードの介入を許さず発動できる点が優れている。つまり、召喚から即ベースへ移動する事で相手にフラッシュタイミングを与えること無く発動できるのだ。
7マナで勝ち確が拾えるなら安いもんだ。
総じて2つ目の効果は終盤の詰めに使える能力だと言える。
上記2種類の効果と7マナというコストから分かる使い方としては、
中盤にポンと出てきて
『処理しないと攻めづらいぞ!』
って相手を足止めして生き残れば攻撃や後退からリーサルでも良し
リーサルターンにポンと出して引っ込めて
『除去撃てまい?くやしいのう、くやしいのう』
って詰めに使っても良し
と、中盤以降にポンだしする感じがベストだと思います。
なお、このカードの処理に除去マジックを撃つと、後続に控えるヴァイスレーベやゼクスシュバンツへの除去札を失うので、相手は撃っても撃たなくてもモヤモヤする展開となるでしょう。
さて、ではこのカードはどのデッキに入れるか・・・なのですが、驚く事に白って7マナのカードが存在しませんでした。
つまり、白いデッキの大半には採用出来そうです。
それどころか上記の説明の通りリーサルを手堅く出来るって事でキマイラ採用ならどのデッキにも1~2枚刺しておきたいカードでは無いでしょうか?
ただその場合、同じ7マナ枠付近から取捨選択とは思います。デッキビルダー次第って訳ですね。
長くなりましたが、次!
光の国「カナタナ」のF・ミニオン「強欲のタタラ」
どう見ても顔が
にしか見えない。
さてこの城〇内も2つの効果を持っています。
ー1つ目ー
【破壊時】
相手のミニオン1体を手札に戻す。
受動的な効果ですね。
一応相手の攻撃を躊躇わせる抑止力効果はあるのですが、基本的に【破壊時】は見えてる効果なので、何かしらのカードで能動的に起動しない限りは対策されてから処理されます。
そして黄色には現時点でそのようなカードは存在しないので、紫と組み合わせるなどの工夫が必要です。
つまりツーヘッドグリフォンでいい。になります。
マナコスト的にもね。
総じて1つ目の効果は現時点ではオマケ程度だと思います。
ー2つ目ー
【後退時】
自分の黄のミニオン1体をアクティブにする。
この手の効果は
「何と組み合わせるとインチキになるか?」
を真っ先に考えて使うものです。
もしそれが浮かばない、見つからないなら
『アオバでいい』になります。
現時点のカードプールでインチキになりそうなものは「エレファントタートル」くらいですね。
新カードに期待です。
総じて2つ目の効果は新カード次第となります。
どんなデッキに入るか?なのですが、コンボ色の強い効果ですので、汎用性の高いグッドスタッフ・・・ではなく、コンセプトを重視したコンボデッキへの採用が考えられるのではないでしょうか。
現時点では、ちょっとロマン色が強めですね。
では次です。
炎の国「アグマ」のF・ミニオン「『赤髭』ブラッド・ヒュージー」
『黒髭』?
『赤髪』?
いいえ、『赤髭』です。
こちらのミニオンも勿論2つの効果を持っています。
ー1つ目ー
【アタック時】
このターン中、相手のミニオン1体をBP-300する。
このミニオン自体のBPは600で7マナにしては控えめですが、この効果によってタイマンでは実質BP900として機能します。
そして相手のミニオンにBP300以下がいるならば、攻撃と同時に破壊出来るので非常に攻撃的な能力と言えるでしょう。
BP300以下の主要なカードは、各種ベースミニオン、各色2マナ以下、3マナの一部などがあり、おおよそ3マナ以下のチャンプブロッカーを潰せるので使い勝手は良いと思われます。
単体での運用とは別に、他のBPダウン効果と組み合わせたり「ボム・ウォール」で破壊を狙ってみるのも悪くない選択肢だと思います。
総じて1つ目の効果は汎用性の高い攻撃的効果だと言えます。
余談ですが、このカードを見た時にCoJの「暴虐のネビロス」と言うカードを思い出しました。
ー2つ目ー
【後退時】
「S・ゴレイム・トークン」2体を出す。
【後退時】のデメリットとして、フィールドががら空きになるってのがあるのですが、それを穴埋めするようにトークンが湧きます。
同コスト帯に同じようにトークンを出す効果を持った、ゴレイム「タイプ:ピッケル」がいますが、1つ目の効果も相まって汎用性ではこちらの方に分があるでしょう。
移動権が残ってる場合なら【後退時】効果は攻撃の後に使えますので、
攻撃→後退→トークンで攻撃×2
なんて事も可能です。
一見防御的な効果も、使い方次第で攻撃にも使える事は覚えておいて損は無いでしょう。
使い方として例を挙げるなら
前ターンに「アロンダイ」を召喚(トークン×2が発生)
次ターンで「アロンダイ」攻撃→アロンダイのトークン攻撃×2→「赤髭」召喚→「赤髭」攻撃→「赤髭」後退→トークン攻撃×2
などが考えられます。
フォースが全部割れてれば最低6点顔面に入りますね。
こちらも新たなリーサルパズルを生み出しそうです。
総じて攻防優れた能力と言えます。
さてではどんなデッキに入るか?
なのですが、それを考える前にまず比較対象としてゴレイム「タイプ:キャノン」が同コスト帯に存在する事を忘れてはなりません。
「赤髭」はBPダウンをかける為に攻撃しなければならない点や後退からのトークン発生により追撃が可能な点から、攻撃的である反面、トークンを残す事で相手の「ダスカース」を呼び寄せる危険性もあるカードです。
対して
ゴレイム「タイプ:キャノン」は場に出した際に2体のBPを下げられるので、即座に盤面アドを取りやすい点、場に出た後はBP700の壁として攻撃する必要が無い点から、防御的なカードです。
前者は積極的に攻めていくデッキに、後者は盤面をコントロールするデッキへと使い分けると良いでしょう。
まだまだ行きます、次。
闇の国「タナトス」のF・ミニオン「『三頭の騎士』アリュシナシオン」
呼びにくい名前だ。
「三頭」って、「さんとう」って読むのかな。個人的には「さんず」って読みたい。三途の川みたいでしょ?
アリュシナシオン・・・「有るし無しな」みたいな名前だ。これも有るのか無いのかハッキリしてもらいたい。
という事で、このブログでは「有野」と呼ぶ事にする。
この「有野」も2つの効果を持っている。
ー1つ目ー
【破壊時】
「S・アリュシナシオン・トークン」3体を出すことが出来る。
『You may ~』の効果なので「アロンダイ」のように選択式だと思われる。
このトークンが湧く訳だが、カワイイと思うのは自分だけだろうか?
このトークン、さり気なく【奪命】を持っているので侮れない。
黄色の項目で【破壊時】は~って言ったが、こちらは紫なので能動的に破壊する事が比較的容易だ。
その際たるはTwitterでも言われてるが「偽神の探索者」ジヌティーヌである。
この効果と「ジヌティーヌ」を組み合わせると、容易に4回攻撃が可能なのである。
つまりリーサルパズルが以下略。
恐らく新カードにも能動的に破壊を促すカードが紛れていると思うので、それ次第では紫の暴れコンボの先駆けとなれるかもしれない。
総じて「S・アリュシナシオン・トークン」かわいい。
ー2つ目ー
【後退時】
相手のミニオン1体にBP-400を付与する。
この手の効果が一時的なのか?永続なのか?と言う疑問があると思うが『付与する』とあるので永続だと思われる。
さて肝心の効果なのだが、
「アンジェラ」絶対こ〇すマン。
400と言う数字が偉い。おおよそ4マナまで見れる。中盤までのミニオンなら大体除去可能だ。
【後退時】なのでフォースを「ペガサス」にして「ひょっこりはん」するのが現実的か。
コントロール紫での採用が見込まれる。
総じて汎用性の高い除去性能と言える。
そして注目すべきはDP。なんとDP3である。
つまり使い方としては、出して即フォースに攻撃。これに尽きる。相手はフォースorミニオンの不利2択を迫られる。
これは他のミニオンならブロックして終わりだか、「有野」に至っては追撃のトークンが【奪命】を持っているので、都合4回相手はこの選択を迫られる訳だ。
よって究極のフォースブレイカーなのではないだろうか?
ちなみに弱点はチャンプブロック。
なのだが、【後退時】効果でチャンプブロッカーを排除する選択まである。
何とも多彩である。
オマケに言っておくとブロッカーとしても優秀で、「有野」だけで4回ブロック出来る。流石にインチキだ。
よって採用するデッキは、紫だけでなくキマイラ型ならどのデッキにも採用の価値があると見ている。
非常に汎用性が高く使い勝手が良いのだが、ここだけの話バウンスには弱い。「オッドアイ」もそうだが、【破壊時】持ちは全般的にバウンスに弱いのだ。
「ツーヘッドグリフォン」が標準的に黄色系に搭載されているのは周知だが、それ故に紫は活躍出来ていない事を忘れてはならない。
今回はここまで。
これを書いてる途中で緑が公開されたが、正直もう疲れた。
また気が向いたら続きを書くとする。
ー総評ー
今回の追加で、全体的に薄かった7マナ帯が色とりどりとなり、より一層デッキ構築の楽しみが増えたのではないだろうか?
個人的には白ピン、紫ピン、赤2のキマイラ型を試してみたいと思っているが、結局は全カード次第なので今はまだ頭の片隅にでも覚えておくか程度の考え。
まずは今の環境でプレイの練習ありきってのもある。
カードプールが増えるとゲームが複雑化するので、これを読んだ方々も今のうちにAIと共に今一度、基本を学んでみては如何だろうか?
それでは長くなってしまったけど、ここまで読んで下さり有難う御座いました。
また気が向いたら更新しますので、お暇な時にでも読んでいただけたら幸いです。
それではまた次回でお会いしましょう。
ありがとうございました。